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2007/04/20 (Fri) 22:49
最近のニュースより

●専大北上問題
 野球部は解散。一罰百戒の見せしめだ。甲子園に何度も出場した経歴を持つのに残念でならない。大人の問題なのに何故子どもが犠牲になるのか? 昔、「巨人の星」で星雲高校が伴の父親のエゴのために廃部になたことを思い出した。部員の気持ちは察しても余りある。かわいそうとしかいいようがない。
 しかし敢えていいたい。逆指名、希望枠などほとんど自由競争状態なので、良い選手を囲うためには金が動くのは世の常だ。いくら禁止と言っても背に腹は変えられない。集められなければ万年Bクラス、赤字経営、球団消滅になりかねない。かつて高校生の新垣を指名したオリックスのスカウトは、会ってもらえず自殺してしまった。新垣は4年後希望枠でソフトバンクに。ふられたオリックスは万年Bクラス。
●嫌なドラマ「生徒諸君」
 第一回が放送された。思わず吐き気をもよおすような内容だった。教師がはりつけられ、教育委員会がすぐに教師に注意、教師評価制度をちらつかせながら教師を脅す、「生徒はお客様」と平気な顔で言う管理職、「昔は良かった。今は諦めるしかない」と投げやりな年配教師。笑ってしまったのは、金を恐喝された生徒がICレコーダーでいじめられた時のことを録音したこと。何かと言えば「証拠があるのか」と言われる時代だ。新たな防衛手段だろう。それを元に裁判でも起こさないと解決しないのだろうか。情けない教育現場になったものだ。解決しようとしても教師がでしゃばると問題になるから何も出来ないのだ。
 4chの「太田総理」という番組で「体罰を認めます」という見出しがあった。教師と親のバトルが内容のようだったが見損ねてしまった。しかし内容は大よそ見当がつく。いよいよ「体罰を認める」文言が認められるようになってきた。一昔前には鬼の首をとったように非難されていたのに、さすがに生意気になったクソガキに制裁を与えるには体罰しかないという「当たり前」のことが認められはじめてきた。
 しかしおかしな話で、「体罰禁止」と言われたのはここ15~20年前からだよね。それまでは体罰は日本教育にとってはごく当たり前のことだったし問題にすらならなかった、先生に叩かれたら、親に「お前、何をしたんだ」とまた叩かれた。どの家庭でもそうだった。そんな環境で、子どもはしてはいけないことを身を持って覚えたのだ。最近はすぐに親が怒鳴り込んでくる、教育委員会が処分する等で、教師は何もできなくなった。大体、子どもには「したいこと」は勝手にするが、「してはいけないこと」は大人が毅然として教えるしかない、言うことを聞く子どもは言葉でも理解出来る。しかしそうでない子どもには「痛み」で教えるしかないではないか。行政のお偉い方は、どんな子どもも大人が丁寧に言葉で諭せば言うことを聞くと勘違いしているようだ。教育委員会の皆様、是非、下町の荒れた学校で教壇に立ってみなはれ。そして授業中騒ぐ生徒を静かにさせてみなはれ。1週間もったら逆立ちして東京中歩いてやりますよ。
●暴力団をのさばらせている日本社会
 日本はおかしな国だ。害悪であるとわかっているものでも排除しない。オウム真理教もアレフと名を変えただけで未だに実在する。あれだけのことをした団体が何故解体しないのか? 暴力団もそうだ。市長を射殺し、住民を暴力で脅し、みかじめ料などをかき集める。かつて「ミボーの女」の映画監督の伊丹氏も襲われた。暴力団などとっとと国家権力で解すればいいのに。くだらない教育改革法案などを審議する暇があったら、「暴力団解体法」でも作ればいいのにね。
 しかるにいじめが存在するのは暴力団を解体できない日本の負の遺産と言えよう。悪さをする団体、個人を守るようなおかしな法律ばかりあるような気がするが。いつも弱い善良な市民が損をしている社会に明日はない。
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