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2010/03/22 (Mon) 18:38
何故高学歴の若者がオウムにはまったか?私はよーくわかるよ。

 地下鉄サリン事件から15年ですか。テレビ局はあまりネタがないのか、オウムのことをとりあげている。かつてのオウムの残党が、ひかりの会やアレフと名を変えて存続していること。麻原回帰の動きがあること。サリンの後遺症で社会から抹殺されてしまった人が何人もいること。救済者支援法がようやく制定されてきたことなどだ。しかし最も根幹である「何故オウムに多くの高学歴の若者がのめりこんでいったのか」は誰もわかっていないようだ。地下鉄にサリンをばらまいた林郁夫は何と慶応大学の医学部の心臓外科の権威だ。上祐にしても早稲田の理工学部で宇宙工学を学んだとか。弁護士の青山は京都大学法学部だ。麻原のことを中傷してオウムを追い出された稲垣は東大卒だ。これだけの学歴をもちながら何故?と多くの方は思われるだろう。しかし私だっておそらく勧誘されたら入信していたかもしれないし。サリンをばらまいていたかもしれない。何故かって?「人を殺して何故悪い?」。この質問に誰か答えられるだろうか?明治維新で何人の日本人が死んだのだろうか?最近流行の坂本竜馬も何人か殺しているはずさ。ナポレオンも織田信長も何万人殺したかわかったものではない。つまり革命を起こして成功すれば歴史に残る偉大な人なのに、失敗すればただの犯罪者。それって何かおかしくないでしょうか?私でさえそう思うのですよ。つまり人の命の重さの教育をまともに受けていないのですよ。いや、親からまともな愛情を受けていないのでしょう。私は昭和30年代の生まれですから、オウムの連中とほぼ同じ。所謂、偏差値世代だ。親は子供を自分の商品や作品のように高学歴、高収入の人生を送るように、ただひたすら「勉強しろ」と言う。人生の面白さ、異性との交遊などは後回しだ。おそらく親に愛された経験のない人が多いのだろう。自分が本当に承認された経験がないのだろう。丁度その頃、ウルトラマン、ミラー万などの空想科学ドラマが流行った。忍者部隊月光では、相手に向け相手を写すと相手が消えてしまう鏡があった。その鏡に何か憧れを感じたものだ。それは私だけではなかった。クラスの中でも、担任から大切にされている奴、人気のある奴らをねたましく思う気持ちが強くなる者が何人かいたと思う。その時の自分を卑下する気持ち、相手をねたましく思う気持ちなどが受験教育とミックスし、歪んだ人格を形成していくのだろう。つまり、自分が気に入らない相手を攻撃する気持ちだ。それはなってみた人にしかわからないだろう。既存のものをぶっ壊してやりたい気持ちだ。学校のうさぎや鳥が殺される事件がよく起きるが、まさしく同じような感情だろう。それは資本主義、受験競争で上手く乗り切れなかった者が持つ特有の感情だろう。ではオウムの連中はどうだっただろうか。学歴は凄くとも、おそらくクラスでトップではなかっただろう。担任に目をかけてもらえなかっただろう。親から承認されていなかっただろう。異性との付き合いもあまりいい思いではなかっただろう。
 そんな人間の弱い面、コンプレックスの部分を上手く引き出し、利用したのが麻原のカリスマ性だろう。彼は養護学校に入れられ、不遇の日々を過ごした。そのコンプレックスのパワーは計り知れないものだ。普通の人間ならそれで終わりなのだが、彼は自分のコンプレックスの気持ちを宗教に利用し、なおかつ自分のカリウスマ性も上手く活用した。全国に25箇所以上の施設を作り、海外にまで進出したそのパワーは筆舌に尽くしがたい。よほどのカリスマ性だったのだろう。
 人は誰もコンプレックスがある。目立ちたいと思う。人から承認されたいと思う。神秘な世界に興味を持つ。国家を自分たつで変えたいと思う。常識的な社会から離れた世界ものぞきたくなる。そういった様々な人間のちょっとした裏の気持ちは誰にもあると思うよ。特に受験で勉強ばかりしてきた偏差値世代にとっては、当たり前のつまらない日々に疑問を感じていたのだろうね。自己啓発セミナーも一時期流行ったが、基本は同じだよ。今の日本は年間3万人以上が自殺する国だよ。秋葉原の歩行者天国車で突っ込み、誰でもいいから殺したかったという気持ちを持つ若者が少なからずいるのだ。資本主義社会、受験社会では、勝ち組も負け組みも歪な精神状態になるってことだよ。
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